
The Rockers というレゲエの映画。
オールジャマイカでの撮影で、当時のミュージシャン達が出演していたようです。

上二枚が主人公の、ホースマウス。
元々ドラマーなのですが、レコードの販売で一稼ぎしようと思い立ちます。
なけなしのお金でバイクを買い、レコードを荷台に積んで行商します。
バイクのタンク横には、ユダヤの血統を継ぐ獅子王、ハイレセラシエが描かれています。
友人にただで描いてもらうシーン、お手製のハイレセラシエ、これがまた、
むちゃくちゃカッコイイー
このバイクは盗まれてしまいます。
盗む気も分かりますよ~(笑)
実際ハイレセラシエ、私のバイクに描いて欲しいですから~。えぇー。

盗まれたホースマウスのバイクを取り返しに、仲間達が集まってきます。
この映画、ほとんどのシーンでレゲエが流れています。
まさにジャマイカに来た気分。
太陽と汗と土の匂い。
砂埃が風に巻き上げられ、ムワッとした熱気が溢れています。
うーん、メジャブー?デジャブー!

映画の会話中、語尾にラスタといっているようです、と友人から聞きました。
うーん。分からなかった。さすがです!友よ!
それと、ホースマウスが打ちひしがれ、導師の元にたどり着くのですが、
そこでのレゲエ曲で、ジャーという歌詞がたくさん入ります。
ラスタファリアン その思想はラスタファリズム。
ジャーは神。
ラス・タファリ・マッコウネンはハイレ・セラシエに即位する前の名前。
ラスタと語尾につけるのがラスタファリアンの証だということになるようです。
もう少し調べた結果を残します。
1970年代にラスタファリズムに傾倒していたボブ・マーリーの
音楽とともにラスタファリアンは世界中に広がりました。
たとえば、赤、黄、緑、黒からなるラスタのシンボルカラーを
「ラスタカラー」といいます。
これは、エチオピアの国旗の色で、モップのような独特の
髪型、ドレッドヘアーも「ラスタ」のトレードマークです。